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ねこマジVo・声優・女優  演出・演出助手      いせきよしこの日々徒然


by yoshiko1-19
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幸せなひととき

先日、ざっくり徒歩でお花見してきました。
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目黒川沿い。大変な混雑。
道で売ってたモエを1杯買って
「はいシャンドーン」って乾杯して
ふらふら歩きながら見物。
みんな浮かれてましたよ。







幸せなひととき_a0058433_1483396.jpg


小1時間ふらふらして
ただいま肉食中のNのオーダーで
牛一頭買いで有名らしい
チャンピオンという焼肉屋さんへ。
どの肉も美味い!だが当たり前のように高い!
だがしかしやっぱり旨い!

これは虎マッコリ。
甘みが少なく炭酸強め。
渋めで美味しいマッコリでした。





幸せなひととき_a0058433_1481044.jpg






その夜は入浴剤にも桜を使用。
結構寒くて身体がすっかり冷えたので
イイ香りとシュワシュワで癒されたわ。









さて。稽古はただいまがっつり歌稽古中。
王子様たちは、資料で渡している曲をちゃんと予習してきてくれてて、わりといいペース。
ハモリの取り方もすんげー早くなってきた!しかも1回目の稽古中でほぼ形になる。
継続は力よね〜、と歌唱指導の先生と感慨深く頷き合う。
でもまだまだこれからステージング諸々やるこたいっぱい。

そんな中、昨日はちょっと早抜けさせてもらって
土屋さんの出ているヴォードビル「無頼の女房」を
久保先生始めとする死神メンバーで観劇。
紀伊国屋の座席は深くて、傾斜が少ないので、後ろの方だとちょっと見づらい。
私たちの後ろはカメラ席で高く設置されてたので、凄い姿勢正して観てました。
あめくさんと清六さんの声がとてもいい。心地よい。
ザ・新劇、というイメージのセットや芝居で、落ちついて観られた。
土屋さんも素敵でした。彼の中のプランが明確に見えて、安心して観てました。

その後の飲みで土屋さんから「ダメ出しお願いします」と言われたので
「スマートでかっこ良かった」と言ったら、「ホメ出しだ、ホメ出し来た」と(笑)。
ただ、某氏をモデルにした役と想像出来たので(先日観た映画の原作作家です)
それにしてはカッコ良すぎたかなー、とも言いました。
ちょっとときめくシーンとかあります(笑)。力ずく的な。
わりと自分に自信がある男(特に女性に対して)に見えたので
もうちょっとだらしない男(居所のない男)に見えてもいいかなー、とも思ったり。
でも、まんまその人ではないのだから、今のままでもいいかも
なんていうぼんやりした感想だけを伝えておきました。

ほんで、飲みの席では、お芝居の話も馬鹿話もしっかりとしたのだけど
そんなことも吹っ飛ぶ、すっっごく嬉しいお話を久保先生としました。

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こちら、BLEACH最新刊、44巻です。
東仙が色んなことになってます。

ちょうど去年の年末、死神稽古中に
ジャンプでこの辺りが掲載されて
読んだ瞬間「!?」となりました。
どうしてかと言うと…











突然ですが、卍解show003での東仙のシーンは、今回の構成案の中で
どーーしても創りたいシーンのひとつだったんです。
あのね、東仙って……難しいんですよ(笑)。みんなとの関係性が特に。
なかなか遊ばせにくいというか、崩せない核がやっぱりどうしてもあって。
演じる倉貫君のためにも、何か新しいことが創れないかと思ってて。
で、倉は歌よりもダンスや肉体の動きが素敵だったので、それを使って
今までのライブに無かった純粋な“ダンスシークエンス”を創ろう、と。
じゃあ何を踊るか?

……苦悩に満ちたものしか浮かばない(笑)。

そうか。読んだ時に凄く素敵だと思った
東仙の入隊のきっかけになった友人とのエピソードをモノローグに
彼の、信じるものへの歪みや、どこにも行けない感じの苦しみを
あのセットの、飛び込み台の先端みたいなギリギリの場所で
空からも、地からも遠い、あのポッカリと浮かび上がったようなあの場所で
コンテンポラリーで踊らせよう。そうだ、コンテがいい。
音楽もノイズ系の、インダストリアル・ミュージックで行こう。

そんな風にして、あのシーンは出来上がりました。
(あ、余談ですが、あの死んでしまった女性の声は、私という噂もあるようですが
本当は、演出助手をしてくれてた田村由佳ちゃんの声です。元女優さん。
柔らかくて少しハスキーで、とってもイメージ通りの声で良かったわ)

そして、本当にちょうど、その稽古をする直前くらいに
原作が東仙のターンになり出して、彼の苦悩が大きく渦巻き始めて
興奮しながらみんなに「ほら!やっぱり今、東仙がキてるんだよ!」と叫び(笑)
「わー、わー、久保先生と私、凄いリンクしてんじゃない!?」
くらいのことをほざいてたのでした。

と、久保先生にお伝えしたのです。(前振り長いわ!)
そしたら、久保先生が

「俺、あのシーン凄く好きでした。(わーー!)
 俺もねー、不思議だったんですよ。
 俺が考えてたことを知るはずもないのに、同じような時期に、ねぇ?
 とってもわかってくれてるんだなー、って嬉しかったです。」

なんて仰ってくれたのです!おっさってくれたのですよ!(大事なことだから2回)
感動!興奮!そして自画自賛!やったわアタシ!

そしたら更に…なんと…!

「44巻の表紙、そう、あの東仙の。
 あれ、ライブのあのシーンをイメージして描いたんですよ。
 あのダンスを見てなかったら、東仙をああいう風に描こうとは思わなかったと思う」

うわわわわわわ……
ぎやあああーーー!!!!!すーーごーーいーー!!!

もーー、本気で興奮ですよ。愛ですよ、愛ですよ!(大事なことだから2回)
なんか、もー、あー、やっててよかったなー、って。嬉しいなー、って。

実は、本屋で表紙を見た時、うっすら思ってはいたんです。
この東仙、ちょっと踊ってるみたいだなって。倉?(笑)って。
でも、まさか、まさか本当にそうだったとは!!
あまりに嬉しくって誇らしくって、すぐさま
「ブログにそのこと書いていいですかっっ?!」って聞いちゃいました。

というわけで、改めて確認。
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踊ってます。
しなやかです。

あー、こんな嬉しい言葉を
公演終わってしばらく経った
このタイミングで戴けるなんて。
ホント、幸せだったわー。
久保先生、ありがとうございました!
明日からまた頑張って行けます。





東仙東仙書き過ぎた(笑)。長々とごめんなさいね。
でも、あー、この嬉しい気持ちを是非分かち合っていただきたいわ。
愛だわ、愛。ラヴ。
by yoshiko1-19 | 2010-04-08 14:55 | 日々のこと