終炎
2010年 02月 09日
昨日、死神さんたちの長い長い戦いが終わりました。
楽しいことも苦しいことも良いことも悪いことも、思うことはいっぱいあるのだけど
全部を語り尽くせるわけがないのは当たり前なわけで
「終わったねぇ」というのが、ただ一つの気持ちだったりします。
今回、一番口にした言葉は「甘えないで」だったかもしれません。
歌も踊りも殺陣も笑いも芝居も
キャラクターに、自分に、お客様に、「甘えないで」。何故なら
デリケートに真摯にストイックに、魂を削って戦うこと、その姿こそが
この作品世界の神髄にあると、稽古中、本番中に改めて実感したからだと思います。
長くやればやっただけ、馴れ(慣れ)は必ずつきまとう。たとえ無自覚だったとしても。
役者が(もちろんスタッフも)楽をし始めた瞬間に、この世界は崩れていってしまう。
それは、ほんの1mm、1mgの誤差だったとしても。
そんな恐怖と毎日戦っていた気がします。
いや、もちろん毎日笑ってましたよ(笑)。真剣に笑ってました。
ある意味、役者に思いっきり丸投げして
やりっぱなし(笑)に見えただろうあのシーンも、実は
毎日毎日ダメ出しして、不安要素は修正し、必要ならば演出もつけて。
役者と一緒に案を出し頭を抱えながら
これでいけるか?いや、もうちょっとイイ言い回しがあるか?流れは?関係性は?
なんてことを真剣に、爆笑しながら真剣に考えてました。
楽しくて、苦しくて、幸せでした。
私も、役者も、スタッフも。
そんな思いが皆様に伝わっていたなら、本当に幸いです。
至らない私の言葉を真剣に受け止めてくれた全てのスタッフ。
私を尊重し、いざという時のためにずっと見ていてくれた堤さん。
私の思いを信じ、走り続けてくれた役者たち。
そして、この人の世界を絶対に裏切ってはならないと思わせ続けてくださった久保先生。
本当にありがとうございました。
打ち上げでいただいた
大っきな大っきな花束。
とても綺麗。
嬉しいなあ。
最後にひとつだけネタバラシ。
最終日のラスト、あの総力戦の緊張感漲る騙しは
あのコンテストの終わり方として、ぼんやりとではあるけどずっと考え温めていたものを
土屋さん以外のキャストスタッフに、千穐楽当日
1枚の台本を配付して作ったものだったりします(笑)。
ダマである以上リハは出来ないので、演出をつけたのは佐藤美貴のみ。
後は全部口頭で説明をして、色んなタイミングだけを伝えて
みんなを信じて、もちろんしっかりと騙されてくれるだろう土屋さんも信じて作った
今回のライブの、いや、もしかしたらこの5年間の集大成だったかもしれません。
みんなが抜刀した瞬間、私も客席の一番後ろで
お客様と一緒に両手を挙げて叫びました(笑)。
いやー、興奮したー。サイコーでした。
ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。さよなら。
楽しいことも苦しいことも良いことも悪いことも、思うことはいっぱいあるのだけど
全部を語り尽くせるわけがないのは当たり前なわけで
「終わったねぇ」というのが、ただ一つの気持ちだったりします。
今回、一番口にした言葉は「甘えないで」だったかもしれません。
歌も踊りも殺陣も笑いも芝居も
キャラクターに、自分に、お客様に、「甘えないで」。何故なら
デリケートに真摯にストイックに、魂を削って戦うこと、その姿こそが
この作品世界の神髄にあると、稽古中、本番中に改めて実感したからだと思います。
長くやればやっただけ、馴れ(慣れ)は必ずつきまとう。たとえ無自覚だったとしても。
役者が(もちろんスタッフも)楽をし始めた瞬間に、この世界は崩れていってしまう。
それは、ほんの1mm、1mgの誤差だったとしても。
そんな恐怖と毎日戦っていた気がします。
いや、もちろん毎日笑ってましたよ(笑)。真剣に笑ってました。
ある意味、役者に思いっきり丸投げして
やりっぱなし(笑)に見えただろうあのシーンも、実は
毎日毎日ダメ出しして、不安要素は修正し、必要ならば演出もつけて。
役者と一緒に案を出し頭を抱えながら
これでいけるか?いや、もうちょっとイイ言い回しがあるか?流れは?関係性は?
なんてことを真剣に、爆笑しながら真剣に考えてました。
楽しくて、苦しくて、幸せでした。
私も、役者も、スタッフも。
そんな思いが皆様に伝わっていたなら、本当に幸いです。
至らない私の言葉を真剣に受け止めてくれた全てのスタッフ。
私を尊重し、いざという時のためにずっと見ていてくれた堤さん。
私の思いを信じ、走り続けてくれた役者たち。
そして、この人の世界を絶対に裏切ってはならないと思わせ続けてくださった久保先生。
本当にありがとうございました。
打ち上げでいただいた
大っきな大っきな花束。
とても綺麗。
嬉しいなあ。
最後にひとつだけネタバラシ。
最終日のラスト、あの総力戦の緊張感漲る騙しは
あのコンテストの終わり方として、ぼんやりとではあるけどずっと考え温めていたものを
土屋さん以外のキャストスタッフに、千穐楽当日
1枚の台本を配付して作ったものだったりします(笑)。
ダマである以上リハは出来ないので、演出をつけたのは佐藤美貴のみ。
後は全部口頭で説明をして、色んなタイミングだけを伝えて
みんなを信じて、もちろんしっかりと騙されてくれるだろう土屋さんも信じて作った
今回のライブの、いや、もしかしたらこの5年間の集大成だったかもしれません。
みんなが抜刀した瞬間、私も客席の一番後ろで
お客様と一緒に両手を挙げて叫びました(笑)。
いやー、興奮したー。サイコーでした。
ありがとう。ありがとう。ありがとう。ありがとう。さよなら。
by yoshiko1-19
| 2010-02-09 23:07
| 裏仕事